床並堰堤
【砂防ダムデータ】
施設名:床並堰堤
河川名:木津川 渓流名:前深瀬川
管轄:木津川上流河川事務所
着手:昭和32年8月1日
完成:昭和33年12月31日
堤長:42m 堤高:8.5m
作りはコンクリートクローズ工だと思います。
崖下に堰堤があり、下るのが危険なので、全貌が見づらいです。
堰堤の場所は血首ヶ井戸経路入口付近にあり、入口に看板もあります。
看板は木津川上流河川事務所ではなく、藤原千方伝承会が立てているようです。
水通し部分。
裏側は茂みでよく見えません。
堤頂の看板はかろうじて見えます…
撮影:2021年6月5日
血首ヶ井戸入口は未舗装の山道ですが、堰堤を見るだけならすぐ近くなので
特に苦労しません。とはいえ、全貌もよく見えないので、堰堤目的でもない限り
ついでに見る位のものだと思います。
血首ヶ井戸(逆柳の甌穴)は、経路の山道を散歩するにも悪くなく、
結構見ごたえもありました。機会があれば紹介したいと思います。
庄谷堰堤
【砂防ダムデータ】(内は堤頂の看板)
施設名:庄谷堰堤
河川名:名張川 渓流名:菅野川
管轄:木津川上流河川事務所
着手:昭和63年3月16日
完成:平成3年3月13日(2月)
堤長:59m 堤高:13m
構造はコンクリートクローズ工。
右手に看板、その手前に土管があります。
裏側は茂みで見づらいですが鉄柵があります。
左手に小さな看板がありましたが読み取れません…
再調査したときに確認したいと思います。
ここだけ完成月が2月になっています…誤記でしょうか?
カメラを上げて堤頂から。
撮影:2020年12月29日
実は、初めて訪れた堰堤なので思い出深い場所です。
と、言ってもこの頃はバイクも乗り始めたばかりで
堰堤巡りをすることになるとは思ってもいませんでした。
吉原堰堤
【砂防ダムデータ】(内は銘板表記)
施設名:吉原堰堤
河川名:青蓮寺川 渓流名:折戸川
管轄:木津川上流河川事務所
着手:昭和61年11月29日
完成:平成1年(昭和63年)10月3日
堤長:66m(70m) 堤高:12m
施工:株式会社堀池組
構造は一般的なコンクリートクローズ工
両側には獣避柵があるので残念ながら堰堤上には登れません。
左側には立て札。
石銘板には天端高も記載されていますが文字がつぶれて正確には読めませんね…
右側には石碑が。近隣の小学校寄贈のものの様です。
同時に小学校、区長寄贈のソメイヨシノが植樹されていました。
訪れたのが2月頃だったので、4月になれば桜が咲くのでしょうか…
用路工も民家を縫うように細かく段々に区切られています。
撮影:2022年2月27日
長い用路溝はなかなか壮観です。
民家横に堰堤があるので少し戸惑いましたが、なんとか着けました。
また、春の桜の咲いた頃に訪れたいですね。
鈴又堰堤
【砂防ダムデータ】
施設名:鈴又堰堤
河川名:木津川 渓流名:前深瀬川
管轄:木津川上流河川事務所
着手:昭和60年9月22日
完成:昭和61年5月19日
堰長:61.5m 堰高:13m
施工:株式会社新井組
工法はコンクリートクローズ式
堰堤の前に立て札
堰堤上にあるので少し見づらいですが、堰堤に埋め込まれた石銘板があると、
実はデータと少し食い違いがあったり、施工会社が分かる貴重な資料となります。
向かって右から
左からも…
堤頂。
堰堤ルートには林道広沢線を通ります。
撮影:2022年4月10日
ルートは未舗装路があったりと、多少行きづらさがあるので、
気軽には行けないかもしれませんが、
一般的で地味な堰堤ながらも、手前の土地が開けていることもあり、
見てきた堰堤の中でもなかなか壮観で評価は高いです。
目次
データ表・地図の説明
・埋め込み表は見づらいので 表上のリンク から飛んでもらったほうが便利です。
・アクセス・ルートは難度1~5段階(舗装路で車でも容易~歩行でも危険)・あくまで、愛車で行った私評なのであまりアテにしないで下さい。・正直、場所が場所なので自動車で行くのは避けたほうがよいです。・地図はデータ表を手動でインポートしているので更新が遅れていたりします…